【京王杯2歳S】雨馬場で外から伸びたパンジャタワーが重賞初制覇 松山弘平騎手「まだまだ良くなる」

京王杯2歳ステークスを制したパンジャタワー(手前、カメラ・荒牧 徹)

◆京王杯2歳S・G2(11月2日、東京競馬場・芝1400メートル、稍重)

 2歳馬14頭で争われ、松山弘平騎手が騎乗した8番人気のパンジャタワー(牡、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)が外から伸びてV。デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒2。

 新種牡馬のタワーオブロンドン産駒はJRA重賞初制覇。タワーオブロンドンも2017年に同レースを制しており、父子制覇となった。

 2着は5番人気のマイネルチケット(戸崎圭太騎手)、3着は4番人気のヤンキーバローズ(岩田康誠騎手)が入った。

 松山弘平騎手(パンジャタワー=1着)「(直線で外に出したのは作戦か)作戦というか、直線は前の動きもあるので自分が思ったていたとことかではなかったですね。(伸び脚は良かった)そうですね。(1400メートルに対応)前走もスタートはあまり出なくて、長くいい脚を使ってくれましたし、むしろ1400メートルはいいなというふうに思っていました。(直前の雨は)前走も馬場自体は良くはなかったですし、今回も重い馬場ということでこなしてくれて、2走続けてこういう馬場なんですけど、しっかりこなしてくれたんで決して苦にする馬ではないなと思いました。2連勝することができて良かったなと思います。まだまだ良くなる馬だと思うので一緒に頑張っていきたいなと思います」

ジャンルで探す