寺岡沙弥香が首位キープ 都玲華、神谷桃歌が2位…女子最終プロテスト第3ラウンド

寺岡沙弥香

◆女子ゴルフ 最終プロテスト 第3日(31日、茨城・大洗GC=6602ヤード、パー72、参加104人)

 第3ラウンドが行われ、22年日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香が70で回り、通算8アンダーで単独首位を守った。69の都玲華、71の神谷桃歌が6アンダーの2位で続いた。

 大久保柚季が5アンダーの4位。最少の66をマークした、昨年の日本ジュニア優勝の中村心が4アンダーで5位に浮上した。22年日本ジュニア優勝の荒木優奈は2アンダーの8位となった。

 昨年の日本女子アマ優勝の飯島早織、六車日那乃がともに2オーバーの18位で、ここまでが現状の合格ライン。米ツアー最終予選会出場を決めている山口すず夏は75とスコアを落とし、3オーバーで24位に後退した。吉田優利の妹・鈴(りん)は7オーバーの50位で、合格圏内まで5打差となっている。

 13オーバー79位までの選手が最終ラウンドへ進んだ。

 ◆最終プロテストの方式 4日間、72ホールストロークプレーで行われ、上位20位タイまでが合格。トップ合格者はQTファイナルステージの出場資格を得る。

 寺岡(5バーディー、3ボギーの70。終盤17番で3メートルのバーディー)「ボギースタートだったが、アンダーパーで回れて良かった。(3日目を終えて首位で)明日はだいぶ気楽に回れると思うのでうれしい」

 都(3つ伸ばして4位から2位へ。8番パー3は第1打をピン2、3センチに運ぶバーディー)「自分らしいプレーができてチャンスも多くピンチも少なかった。朝は多少緊張したが、あまり考えずにやるべきことに集中していた。最終日も気を抜かず、目の前の一打に集中してできたら」

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