6人が並ぶ首位発進を決めた20歳の都玲華「アンダーで上がれたのは大きい」…プロテスト初日

都玲華

◆女子ゴルフ 最終プロテスト 第1日(29日、茨城・大洗GC=6602ヤード、パー72、参加105人)

 第1ラウンドが行われ、土方優花、小俣柚葉、大久保柚季、都玲華、神谷桃歌、前田羚菜(れいな)の6人が70で首位に並んだ。

 22年日本女子アマ優勝の寺岡沙弥香が71で7位につけた。22年日本ジュニア優勝の荒木優奈、米ツアー最終予選会出場を決めている山口すず夏、昨年の日本女子アマ優勝の飯島早織は73で22位となった。

 今年の日本女子アマを制した鳥居さくらは74で36位となった。六車日那乃は75で51位。21年アジア太平洋女子アマ優勝の橋本美月は76で70位スタート。米ツアーを主戦場とする吉田優利の妹・鈴(りん)は79で90位と出遅れ。また、男子ツアー史上初の女子ツアープレーヤーとなった寺西飛香留(ひかる)は81で最下位の102位と苦しい出だしとなった。

 〇…4度目挑戦の注目アマ、20歳の都(徳島・生光学園高卒)が2アンダーの首位タイで発進した。10番から出ると、17番から1番まで3連続バーディー。「長い一日だったが、ひとまずアンダーで上がれたのは大きい。(風の中で)何とかクラブ選択や風向きを計算しながら、うまくプレーできた」とうなずいた。4月の下部ツアー、大王開運レディスで史上6人目のアマチュア優勝を達成した。2日目以降へ「今日一日と同じでやるべきことは変わらない。しっかり目の前の一打に集中してプレーできたら自然と良い結果につながると思うので頑張りたい」と気を引き締めた。

 ◆最終プロテストの方式 4日間、72ホールストロークプレーで行われ、上位20位タイまでが合格。54ホール終了時点で80位タイまで、または、20位に8打差までの選手のうち、いずれか人数の多い方が第4ラウンドへ進出する。トップ合格者にはQTファイナルステージの出場資格が付与される。

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