「BE:FIRST」MANATO、大好きなNBA語る 八村塁は「キーマンになれる存在」 同い年・河村勇輝とは連絡も

今季のNBAを語るBE:FIRST MANATO(提供写真)

 NBAの2024~25年シーズンは、22日(日本時間23日)に開幕した。WOWOWの「シーズン開幕直前SP!」に出演した7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のMANATOが、24日までにWOWOWのインタビューに応じ、大のNBAファンとして今季の注目や、八村塁(レイカーズ)への期待、同じ年でNBAグリズリーズとツーウェー契約した河村勇輝との共通点についてたっぷりと語った。

 ―「WOWOW NBA」に初出演しての感想を。

 「一番に楽しかったですね。NBAについて話し合える人が、周りにはあまりいなかったので、こういう機会をいただいて、自分の好きなことについて話せることがシンプルにうれしかったです。それと、めちゃくちゃ勉強になりました。個人的に、優勝予想が長澤壮太郎さん、佐々木クリスさんと一緒でうれしかったです。同じ視点で見ることができていると思うとうれしかったです」

 ―レイカーズの大ファンだと。好きになったきっかけや理由。

 「NBAを見始めたのが、八村選手がドラフトされる(2019年)前後でした。NBAを見るってなると、最初に飛び込んでくる名前はレブロン・ジェームズじゃないですか。そうなると、レイカーズに注目したくなりました。他にもレイカーズがドラフトで指名する選手のセンスや、お客さんの盛り上がりも好きです。配信で見ているのに、自分もその会場にいるような熱気を感じられるところが大好きです」

 ―八村選手への期待。

 「すごく勝負強い選手だと思っています。昨シーズンはインシーズン・トーナメント(今季からNBAカップに名称変更)やプレーオフでも活躍していました。ファンというバイアスを抜きにしてレイカーズのキーマンになれる存在だと思っています。レイカーズにはレブロンやディアンジェロ・ラッセルなどゲームをクリエイトできる選手が揃っているので、それらの選手から捌かれたパスでスリーポイントをいかに決められるかが重要だと思っています。アウトサイドからのシュートはレイカーズのオプションとして計算できると思うので、その辺りは期待したいです」

 ―同い年の河村選手のNBA挑戦について。

 「うれしいですよね。ツーウェー契約締結前の段階からも、海外に挑戦するという部分でもうれしいと感じていました。そしてツーウェー契約の締結が発表されたとき、日本だと遅い時間(20日早朝)でしたが、奇跡的に起きていて、ニュースが飛び込んできた時はとても驚きました。喜びを全世界の人と一緒に感じられたのはすごくうれしかったです。同じ日本で、しかも同世代で、グローバルに頑張っている人からは、河村君はバスケットボールだけど、スポーツとか職業関係なく、すごく刺激をもらえる部分があります。河村君の英語でのインタビュー動画も見ていますが、チームに早く順応しようとしたり、英語を少しでも早く学ぼうとしたりする姿勢にも刺激を受けます。そのような姿勢があるからこそ、チームのみんなにも愛されているのではないかなと思います」

 ―河村選手とは連絡は?

 「グリズリーズのプレシーズンで初出場した時に、初めてこちらから連絡をさせていただきました。『試合見たよ。毎ゲーム楽しみにしているね』と連絡したら、忙しいのにもかかわらず、『ありがとうね。頑張るよ』とし返信してくれました。(パリ五輪前の)日本代表と韓国代表戦を現地で取材させてもらった際にも、会うことができ、『がんばれ!』と激励しました。同じ年齢で、世界で戦うという意味ではすごく良いパッションや同志のようなものを感じられていると思います。これからも一ファンとしても一同級生としても応援したいと思います」

 ―河村選手や富永啓生選手らが海外での活躍を目指すという部分で、グローバルに活動するMANATOさんと通ずるところがあると思う。海外で勝負するためにはどんなことが大事か。

 「知らない世界に飛び込んで挑戦することには、怖さや不安があると思います。BE:FIRSTのメンバーも、海外の媒体のインタビューに対してできるだけ英語で答えることに挑戦しています。僕らも大きな夢があるし、河村選手・富永選手もNBAで活躍するという大きな夢があると思うので、一緒に頑張っていきたいなと思います。BE:FIRSTとして今年は海外に行く機会がありました。そこで現地の人がすごく興味を持ってくださっていることを感じました。だから自分も相手に対して、知りたいと思ったことをすぐに聞くなどすることで、相手が抱いている興味や愛情を同じぐらいこちらも見せることがすごく大事だなと思いました」

 ―配信の中でペリカンズに注目と言っていた。

 「コアの部分や、各々が持っている役割は、昨シーズンからも変わらずあると思います。またザイオン・ウイリアムソンとブランドン・イングラムが2エースとして結果を残すということに対して、周りの良いサポーターやロールプレイヤーもいると思います。あとはラインナップがすごいので、とにかくザイオンに好き勝手やってもらいたいですね」

 ―NBAの魅力とは?

 「僕がNBAを最初に見たのは、スーパープレーのハイライト集でした。(NBAは)身体能力の世界なので、すごいパスや信じられないほどのジャンプ力から放たれたダンクシュートなどが(ハイライト集では)見ることができます。(NBAを)初めて見るよ、という方はハイライトからNBAに入るのをおススメします」

 ―日本時間11月7日には八村選手所属のレイカーズと河村選手所属のグリズリーズが対決。仮に2人がコートに立ったときには、どちらを応援?

 「難しいな・・・。見ないっていう選択肢はあります?(笑い)でも、2人が同じコートに立つのは見たいです。レイカーズを推しているのでレイカーズには勝ってほしいですけど、その2人が見られるという可能性が現時点であるだけで本当に素晴らしいことだと思いますし、楽しみですね。見られるだけで幸せです」

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