ラグビー 慶大出身のマプスア、あこがれのオールブラックスとの大一番へ「勝てない相手ではない」

オンライン取材に応じるラグビー日本代表のアイザイア・マプスア(JRFU提供)

 ラグビー日本代表のFWアイザイア・マプスア(トヨタ)が21日、オンラインで取材に応じた。日本代表は、26日に「リポビタンDチャレンジカップ2024」のニュージーランド代表(NZ)戦(日産ス)を控える。マプスアは「自分たちのスタイルを貫くところを、引き続きやっていきたい。自分たちのスタイルには自信を持っていて、それを遂行できればNZに勝てる」と意気込みを語った。

 ニュージーランド出身のマプスアにとって、オールブラックスはかつての憧れ。「子どもの頃から応援していたし、今もリスペクトをしているチームの一つ」と言う。憧れた選手は「高校生からは、アーディ・サベアは自分が憧れにしていた選手でした」とマプスア。慶大を卒業後、23年3月にアーリーエントリー制度でリーグワンデビュー後、この夏日本代表入り。「夢がかなった瞬間。世界のベストプレーヤーと試合をして、自分が日本を代表してプレーできることをとても光栄に思う」とうなずく。

 対NZでは過去7戦全敗の日本代表。一昨年10月の対戦では、31―38と競り合った。「超速ラグビー」を掲げるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ指揮のもと、金星獲得に挑む。マプスアは「日本のプレーを遂行できれば勝てない相手じゃない。自分たちのカルチャーを、信じてやっていきたい」と決戦を見据えた。

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