前回2番ゴールもドーピング違反で失格の創価大・榎木和貴監督が改めて謝罪「出場を認めていただき感謝します。目標は3位以内」

創価大・吉田凌

 今季の学生3大駅伝開幕戦、出雲駅伝(島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドーム前ゴール=6区間45・1キロ)は、14日午後1時5分にスタートする。大会前日の13日に、注目校の監督会見が行われ、昨年大会で2番目でゴールしながら、その後、3区の選手がドーピング違反で失格となった創価大の榎木和貴監督(50)が改めて謝罪し、今大会に参加できることに感謝した。

 「前回大会では記録が取り消しになり、関係者の皆さまに改めておわびを申し上げます。また、今大会の参加を認めていただいたことに感謝を申し上げます。ベストメンバーで臨むことができます。3位以内を目標に頑張ります」と榎木監督は誠実に話した。

 前回5区で「幻の区間賞」となった吉田響(4年)は2区に出陣。3区にはスティーブン・ムチーニ(2年)に託された。

 3年連続6回目の優勝を目指す駒大と、今年1月の第100回箱根駅伝を完勝した青学大が優勝争いの中心となりそうだ。さらに前回2位の城西大、同3位の国学院大、前回5位の早大、そして、創価大も優勝を狙える力を持つ。

 創価大の区間登録は以下の通り。

1区( 8・0キロ)石丸 惇那(3年)

2区( 5・8キロ)吉田 響(4年)

3区( 8・5キロ)スティーブン・ムチーニ(2年)

4区( 6・2キロ)吉田 凌(4年)

5区( 6・4キロ)黒木 陽向(3年)

6区(10・2キロ)小暮 栄輝(4年)

補欠        石丸 修那(1年)

山口 翔輝(1年)

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