4階級王者・田中恒成、仕切り直しのV1戦へ「僕のおばあちゃんも…」

会見に臨む田中恒成(カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・田中恒成―同級5位プメレレ・カフ(14日、東京・有明アリーナ)

 プロボクシング「7大世界戦+那須川天心地域タイトル戦」という8つのビッグマッチが行われる「Prime Video Boxing 10」は13、14日、東京・有明アリーナでゴングを迎える。11日は都内のホテルで記者会見が行われ、16選手が一堂に会した。

 4階級制覇王者で田中恒成(畑中)は、スーパーフライ級では初の防衛戦を迎える。7月20日に予定されていたV1戦は、相手が前日計量でウェートオーバーになり中止に。仕切り直しの一戦へ「こういう大きなイベントの中で、周りにフォーカスしてしまうと自分のパフォーマンスを出す上で1番怖い。スピード感のある熱い戦いを見せることに集中したい」と冷静に話した。

 挑戦者のプメレレ・カフ(南アフリカ)は、ロゴの入った白いバスローブのような、ボリュームのある服に黒いキャップをかぶって登壇した。それを見た田中は「服装とかおしゃれにとても気を使う選手なんだなと思います」といい、キャップに隠れた髪が紫色なことにも触れ「僕のおばあちゃんもよく鮮やかなパープルに髪の毛を染めてたんで、見慣れてるから威嚇にはならない」と笑わせた。

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