渡辺雄太、25分42秒出場で最多16得点 3P3本成功 天皇杯で公式戦デビュー

渡辺雄太

◆バスケットボール男子 ▽天皇杯 2次ラウンド 1回戦 千葉J77―57鹿児島(21日・広島県立総合体育館)

 世界最高峰のNBAで日本人最長6シーズンをプレーし、今季Bリーグの千葉Jに新加入した渡辺雄太が、天皇杯2次ラウンド1回戦の鹿児島戦で移籍後初の公式戦デビューを果たした。

 25分42秒プレーして、チーム最多16得点、4リバウンド、1アシストをマーク。スリーポイント(3P)は6本中3本の成功率50%で沈め、勝利に貢献した。

 チームは第1クオーター(Q)序盤、0―9とリードを許すも、同Q残り5分37秒で渡辺がファウルをもらいフリースロー1本を決めて初得点。そこから日本代表の司令塔・富樫勇樹が2本の3Pを沈めるなど躍動。同Q終盤には逆転し、17―13とした。

 第2Qからは徐々に点差を離し、最後は20点差の快勝。渡辺にとっては、千葉J移籍後、公式戦初勝利となった。

 渡辺は9月15日に新本拠地・ららアリーナ東京ベイで開催されたSR渋谷とのプレシーズンマッチで“Bリーグデビュー”。15分44秒出場して7得点し、「誰よりも自分が一番、この日を楽しみにしていた。(試合は)楽しんでやれた」と充実感を口にしていた。

 千葉JのBリーグ今季開幕は、10月5日の宇都宮戦でホーム開催となる。

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