技術向上へ 高校野球の徳島選抜・香川選抜が対抗戦

 徳島県阿南市のJAアグリあなんスタジアムで24日、「第1回高校野球選抜チーム 徳島・香川対抗戦」(徳島県高野連主催)があった。高校生の技術向上などを目指して初めて開かれ、両県で選ばれた1、2年生の野球部員15人ずつが計4チームを編成。徳島選抜と香川選抜が学年ごとに1試合ずつ試合をした。

 2年生は2―2の引き分けに。秋季四国地区大会で準優勝を果たし、来春の選抜大会出場に向けて前進した高松商(香川)の山田圭介選手は2打数1安打1打点と活躍。今夏の甲子園でスタメン出場した鳴門渦潮(徳島)の中山仁翔選手も5打数2安打と力を発揮した。今秋の徳島県大会でノーヒットノーランを達成した佐坂翔太投手(板野)は先発し、3イニングを1安打無失点に抑えた。

 1年生チームは8―6で徳島選抜が勝利。徳島の4番打者・稲山壮真選手(鳴門)は4打数4安打3打点の活躍だった。(森直由)

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