敦賀気比が日本航空石川を逆転し優勝 秋の北信越地区高校野球大会

敦賀気比―日本航空石川 二回裏日本航空石川2死二塁、藤本の適時三塁打で永井が生還。捕手小林=2024年10月21日、石川県立、鎌内勇樹撮影

 秋の北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)の決勝が21日、石川県立野球場であり、敦賀気比(福井)が日本航空石川(石川)に逆転勝ちして優勝を決めた。今大会の成績は、来春の第97回選抜大会の出場校選考で重要な資料となる。優勝した敦賀気比は、11月に開かれる第55回記念明治神宮野球大会に北信越地区代表として出場する。

 ▽決勝 敦賀気比6―5日本航空石川

 ◎…敦賀気比が土壇場で逆転し、逃げ切った。敦賀気比は1点を追う九回1死一、三塁から4番小林の適時打で追いつき、続く岩崎の2点適時二塁打で勝ち越し。さらに大谷のスクイズなどでこの回に5点を挙げた。

 日本航空石川は先発右腕長井が九回無死まで被安打2と好投し、終盤まで優位に立っていた。打線は九回裏に3点をかえし粘りと意地を見せた。(鎌内勇樹)

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