東京五輪金の競泳大橋悠依さん ひこにゃんファンクラブ「名誉会長」

展示したメダルと大橋悠依さん。左右は彦根市のキャラクター・ひこにゃんと、わるにゃんこ将軍=2024年9月30日午後1時20分、滋賀県彦根市役所、小西良昭撮影

 東京五輪の金メダリスト、競泳の大橋悠依さん(28)の活躍を伝える展示が9月30日、出身地の滋賀県彦根市役所1階ホールで始まった。大橋さんも訪れ、市のキャラクター・ひこにゃんに金メダルを見せていた。10月4日まで。無料。

 東京五輪の女子200メートルと400メートルの個人メドレーで2冠に輝いた。その二つの金メダルや、引退レースとなった佐賀県での国民スポーツ大会(国スポ)のメダルなど、これまでの世界的な活躍を写真や年表で紹介している。

 大橋さんは「良い記録が出始めた2017年、18年の写真は懐かしく、振り返られた」「現役時代、たくさん応援をいただいて力になった。メダルをまとめて出したのは初めて。滋賀で来年ある国スポも応援してもらえたら、うれしい」と話した。

 この日、ひこにゃんのファンクラブ名誉会長も委嘱された。「昔から大好きで。相変わらず体がもちもちで、足が短くて可愛い。グッズ製作などにかかわりたい」と語った。

 悪役キャラクターの「わるにゃんこ将軍」には、初めて会ったといい、「意外とでかいなと思った。わるいにゃんこは、市長とけんかばかりしていました」と笑顔をみせた。(小西良昭)

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