体操の橋本選手、出身地の成田で報告会　「地元が大好き」給食食べる

　パリ五輪の体操男子団体で金メダルを獲得した橋本大輝選手（23）の報告会が12日、生まれ育った成田市であった。橋本選手は、市役所と地元の学校を訪問。大勢の市民から歓迎を受けた。

　市役所での報告会で橋本選手は「応援を実感できた。のどかで過ごしやすい地元が大好きで、一度も遠くに離れたことがない」と話した。出身地区の義務教育学校「下総みどり学園」では、子どもたちと成田産栗ごはんなどの給食を食べた。

　市スポーツ振興課などによると、橋本選手は旧下総町出身で、旧高岡小を卒業。中学校は体操クラブのある香取市の佐原中に通った。旧高岡小は橋本選手が卒業後の2014年に統合され、今は下総みどり学園になっている。

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　成田市は12日、橋本選手に市長特別賞を贈った。金メダル2個を獲得した東京五輪後の21年に市民栄誉賞が贈られているため、初めてとなる市長特別賞を授与した。（小林誠一）