「ドジャースこっからやで」「無敵やんけ」カーショー・グラスノー復帰で「加速していく予感!」ファンの期待ふくらむ

サイヤング賞3回、チームの精神的支柱でベテランのカーショーも帰ってきた

 

 日本人メジャー初となる、大谷翔平の4年連続30本塁打を放った7月22日(日本時間)のレッドソックス戦。ドジャースはレッドソックスをスイープ(3連戦3連勝)し、最高の一日となった。

 

 チームは前半戦を終えて56勝41敗とナ・リーグ西地区のトップに立っていたが、投手・野手ともにけが人が多く、まさに “野戦病院” と化していた。

 

 とくに投手陣の負傷者リスト(IL)入りは多く、開幕ローテーションを務めた投手で、前半戦終了時に残っていたのは、パクストンとストーンの2人しかいなかった。

 

 

 中継ぎ陣も崩壊寸前だった。ロバーツ監督が期待していた4投手がIL入りとなり、終盤に逆転される試合も少なくなかった。

 

 しかし、大谷に背番号17を贈呈して、一躍日本でもファンが増えたケリー投手が20日に復帰。また、22日にはチームの精神的支柱であるヘイワード外野手もスタメンに名を連ねた。

 

 さらに、23日から始まるジャイアンツとの4連戦では頼もしい投手たちが帰ってくる。25日には前半戦のエースとして活躍したグラスノー、26日にはレジェンド左腕のカーショーがILから外れ、予告先発となっている。

 

 とくにカーショーの復帰は心強い。

 

 球速は150km前後だが、「2階から落ちてくる」と形容される独特のカーブとともに緩急をつけた投球術で通算210勝。サイ・ヤング賞も3回受賞している。昨シーズンも13勝5敗、防御率2.46といつもどおりの好成績。シーズン終盤からポストシーズンへと続く緊張感ある戦いでは、彼のようなベテランの力は必ず必要となるだろう。

 

 さらに、右肩痛の山本由伸投手や左手甲を骨折したベッツ内野手もキャッチボールを再開している。

 

 戦力が整ってきたチームに、Xではファンの期待の声が上がる。

 

《カーショウも復帰するしドジャースこっからやで》

 

《ドジャースはこれからカーショーとグラスノー復帰やろ 無敵やんけ》

 

《カーショー選手の復帰も決まって、故障者揃いだった投手陣も戦力が整ってきたね。まさに最強ドジャースが、ここからさらに加速していく予感!》

 

 7月に入ってチーム防御率は一時、全30球団でもっとも悪い7.55に陥ったが、徐々に回復。今後予定されている負傷者たちの復帰は、ワールドシリーズ制覇に向けて必ず追い風となる。

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