リバプール、遠藤航はライス以上の選手? 英メディアが比較し指摘「永久固定選手であるべき」

【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第28節、リバプール対マンチェスター・シティの試合が現地時間10日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。重要な一戦で、リバプールに所属する遠藤航はフル出場を果たし攻守にわたって活躍した。英メディア『ANFIELD INDEX』は、遠藤がチームの中心として重要な役割を果たしていると報じた。

 首位リバプールが2位のシティをホームに迎えた重要な一戦で、アンカーで起用された遠藤は攻守にわたってチームを支える活躍を見せた。何度もボールを奪い相手の攻撃を潰し、シティのMFケビン・デ・ブライネやロドリなどを自由にさせなかった。

 同メディアは、遠藤と今夏に英国史上最高額の移籍金でアーセナルに加入したデクラン・ライスを比較した。ライスのパス精度が25試合で91.36%に対して、遠藤は17試合で86.79%とほとんど変わらないと指摘する。さらに、ロングパスの精度はライスの成功率が56.38%に対して遠藤は59.26%を誇り、深い位置からボールを前線に供給できる日本人MFの並外れた影響力を強調した。

 また、守備面においても遠藤は1試合平均5.7回のボールリカバリーを記録し、ライスの5.1回をわずかに上回っている。加えて、遠藤の1試合平均2.2タックルは中盤の戦いでの堅牢さを示しており、同メディアは「リバプールに相手の攻撃に対する強力な壁を提供している」と、遠藤のチームに対する貢献度を高く評価していた。

 同メディアは、このような統計的な証拠と試合で発揮しているパフォーマンスを考慮すると、「遠藤は永久固定選手であるべき」と述べた上で、「MFアレクシス・マック・アリスターと並んで、リバプールに守備の堅固さと創造性の輝きの完璧な融合をもたらしている」と、称賛の言葉を送っていた。

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