「アーセナルは優勝できない」OBが古巣クラブにまさかの辛らつ評価! タイトル可能性なしとした理由は?

【写真:Getty Images】

 元アーセナル主将のウィリアム・ギャラス氏は、首位リバプールを勝ち点2差で追いかける古巣チームについて、今シーズンの優勝は難しいと厳しい評価を下した。英メディア「football.london」はOBがこのような厳しい評価をした理由について、現地時間の26日に報じている。

 今シーズンのアーセナルは、マンチェスター・シティとリバプールとの間でプレミアリーグ優勝を争う真っ只中にある。プレミアリーグ26節終了時点で、首位リバプールと勝ち点差2。また、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いる2位のシティと勝ち点1差の3位につけており、いつ順位が入れ替わってもおかしくない状況だ。

 しかし、元アーセナル主将のギャラス氏は、「チームは昨シーズンよりも成長しているが、今シーズンにタイトルが北ロンドンに戻ってくるとはまったく思っていない」と前置きした上で古巣チームに厳しい評価を下している。

「前回優勝したのは20年前だったので、アーセナルが勝てば素晴らしい話になるだろう。個人的にもロンドンのチームがプレミアリーグで優勝するのを見たいが、現状アーセナルがプレミアリーグで優勝するとは思えない」

 チームのOBがこのような厳しい評価を下した理由として、同メディアはアーセナルの今後の厳しい試合日程を挙げている。アーセナルは、アウェイで最下位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦した後に、ホームでブレントフォードと対戦する。

 しかしその後は、チェルシーとのホームゲーム、そしてアウェイでのシティと強豪との対戦が続く。また、シーズン終了までにはトップ4を狙うアストン・ヴィラ、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドとの試合も控えている。

 同メディアは、首位を争うシティとの試合がタイトル獲得を狙う上で極めて重要となる可能性が高いと指摘。その上で、シティのホームで勝ち点3を奪うことができれば、ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルがプレミアリーグのタイトルを奪還する上で大きな自信となるだろうと報じていた。

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