Jリーガーから見た遠藤航の凄さとは?パリ五輪世代が語る「賢さと見極め」「全体が見えている」

【写真:Getty Images】

「2024Jリーグ開幕PRイベント」が19日、東京都内で行われた。京都サンガF.C.に所属するMF川﨑颯太がインタビューに応じ、「(自身の)モデルとなる選手」としてサッカー日本代表MF遠藤航の名前を挙げた。遠藤の凄さとして、川﨑は「賢さと、(勝負どころの)見極め」とコメントしている。

 遠藤が所属するリバプールは現地時間17日、プレミアリーグ第25節でブレントフォードと対戦し、4-1で勝利した。遠藤はこの試合にフル出場し、2点目の起点になるなどチームの勝利に貢献している。英メディア『Sky Sports』は遠藤に対し、フィルジル・ファン・ダイクやルイス・ディアスなどと同じく評価点「7」をつけている。

 川﨑は「京都を象徴する選手になるためには得点を取らなければならない」と述べ、攻守に貢献度の高い遠藤に言及した。同選手の遠藤に対するコメントは次のように続く。「アジアカップでもそうでしたけど、刈り取りに行く守備だけじゃなくて、それを得点にも繋げていくっていうプレーはやっぱり自分も真似しなければいけないと思います」

 また、具体的な遠藤の強みについて聞かれると、同選手は「全体が見えていること」を挙げる。「ただ一生懸命追うだけじゃなくて、ここで勝負するとか、ここはちょっと(力を弱めて)緩急をつけるとか、そういった賢さと見極めの部分は上手いなと思います」

 昨季の川﨑はインサイドハーフの位置に入ることも多かったが、アンカーやダブルボランチの一角としてピッチに立つ際にはボール奪取やインターセプトなど、守備での貢献が著しい。パリ五輪世代期待のMFの目から見ても、やはり日本代表キャプテンの姿はまぶしく映るようだ。

(取材:加藤健一、構成:編集部)

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