エムバペのレアル移籍はまたも白紙に? PSGに残る可能性を米メディアが指摘「オファーに納得していない」

【写真:Getty Images】

 今シーズン終了でフリーとなり、レアル・マドリードへの移籍が確実視されていたサッカーフランス代表FWキリアン・エムバペが、ここに来てパリ・サンジェルマン(PSG)の引き留めに応じる可能性があるとアメリカメディア『The Athletic』が現地時間12日に報じた。

 エムバペは2022年にもレアルへの移籍が確実視されていたが、この時は移籍市場が開く数週間前に契約延長を発表していた。同メディアは、今回もエムバペがレアルへの加入を考え直す可能性があると指摘している。

「エムバペは当初スペインのチームに移籍することに傾いていた。しかし現在では、彼の側近がレアルのオファーに対して納得しておらず、その結果移籍の意思決定に遅れが生じている」

 同メディアによると、2022年5月の移籍交渉においてレアルがエムバペに提示した年棒オファーは約2600万ユーロ(年俸約36億円)。今回の移籍ではこの金額よりも年棒が低くなるオファーだったと報じられているが、いずれにせよレアル内では最高給になると報じられている。

 一方で、PSGはエムバペを引き止めるために短期から長期まで幅広い契約の選択肢を提示。同メディアは現在の給与と同程度の年棒約7500万ユーロ(約105億円)のオファーをしていると報じており、これはレアルのオファーと日本円にして約70億円もの開きがある。

 仮にエムバペがPSGと再び契約を結ぶことになれば、ヨーロッパ最高額の年棒を受け取ることになる。

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