ベンゼマ争奪戦が勃発か。英メディアが報道「チェルシーなどが注目」「サウジアラビアで幻滅」

　現地時間17日、英メディア『Evening Standard』がカリム・ベンゼマの去就について報じている。同選手は現在、サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドに所属しており、英紙『ミラー』など複数のメディアからその行く末を注目されている。

『Evening Standard』は、1月の移籍市場について「これまでのマーケットにおける最大のプレーヤーはトッテナムだ」と述べ、ジェノアから完全移籍でラドゥ・ドラグシン、ライプツィヒから買い取りオプション付きのレンタル移籍でティモ・ヴェルナーを獲得したクラブに着目した。

　しかし同時に、「今後数日ですべてが変わる可能性がある」と指摘し、移籍するかもしれない様々な選手の名前を挙げている。その中で「マーケットに参入する可能性のある大物アタッカーのひとり」として、ベンゼマが名指しされている。同メディアは以下のように伝えている。

「サウジアラビアで幻滅した彼の状況を、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーが注視している。また、チェルシーは引き続きエヴァン・ファーガソン（ブライトン）、ビクトル・オシムヘン（ナポリ）らにも興味を示している」

　なお、チェルシーのベンゼマへの関心は15日に英紙『デイリーメール』なども報じた。同紙は、クラブがベンゼマとロベルト・フィルミーノ（アル・アハリ）を「レンタルで獲得する可能性がある」と伝えている。

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