「意外な恩恵をもたらす」前田大然の負傷離脱が好影響? セルティックにとってのプラスとは?

【写真:Getty Images】

 セルティックに所属するサッカー日本代表FW前田大然は、7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で負傷し、FIFAワールドカップ2026アジア2次予選に臨む日本代表には不参加となった。一方で英メディア『The Celtic Star』は、前田の離脱が結果的にセルティックに良い影響をもたらすかもしれないと伝えている。

 前田は7日のCL第4節、アトレティコ・マドリード戦で相手の膝付近に足が当たりレッドカードに。同時にこのプレーで膝を負傷し、最大で全治6週間と報じられている。

『The Celtic Star』は「前田が6週間も欠場することは大きな痛手だ」としつつも、「前田の離脱が意外な恩恵をもたらすかもしれない」と指摘する。

 同メディアは、前田が欠場した12日のスコティッシュ・プレミアシップ第13節、アバディーン戦で先発出場したFWルイス・エンリケ・パルマ・オセゲラと、FWヤン・ヒョンジュンが活躍したことを紹介。特にオセゲラが週間ベストイレブンに選ばれたことも伝え「彼らの存在が、特にホームでの試合でチームをより脅威にする」と分析する。

「前田はもちろんセルティックにとって重要な選手であり続けるだろう」と、同メディアはその働きをたたえる。一方で「より創造的なプレーを見せるオセゲラとヤン・ヒョンジュンが今後数週間、チームにとってプラスになるかもしれない。時間がそれを証明する」と予言した。

 また、同メディアはブレンダン・ロジャース監督が、セルティックのBチームで良い印象を残しているMFロッコ・バタら若手選手を起用するかもしれないと指摘。若手選手に出場時間を与える機会にもなると伝えた。
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