マンU初陣はドロー…アモリム監督が語る修正点「選手たちは考えすぎている」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、初陣となったイプスウィッチ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。
プレミアリーグ第12節が24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはイプスウィッチと対戦。アモリム監督にとっては就任後初の指揮となった一戦は、開始早々の2分にマーカス・ラッシュフォードが先制点を決めたが、43分にオマリ・ハッチンソンに同点弾を許し、1-1のドローに終わった。
初陣を終えたアモリム監督は「今何かを期待することは難しい。驚きではないけど、試合を見ればわかる。試合では何が起きるかわからないから、少し不安だった。彼らは努力しているように感じた。試合中は考えすぎてしまっていたけど、それは普通のことだよ」と振り返りながら、次のように続けた。
「非常にいいスタートを切ったけど、その後はもっとボールを保持するべきだった。時には守備側でもっと保持する必要もあったが、他の選手たちはどこにいるべきかを考えすぎて行き詰まっていた」
「これは最初の勝ち点だ。私たちは新しい構造を構築しようとしていて、彼らが試合で流動性を得るためには時間が必要になる。それは感じられたし、トレーニングはたった2回しかなかったけど、彼らはうまくやったよ」
また、アモリム監督は「状況があまりにも異なるため、選手たちは考えすぎてしまっている」と語りつつ、リーグ12位に位置している現状から変えていくためには時間をかけてでもスタイルを変える必要があることを強調した。
「細かい点だが、以前はパスを出したら前に進んでいたのに、今は後ろに下がらなければならないこともある。だが、こういったことを考えすぎてしまっている。例えば、(ディオゴ・)ダロトはパスを出したら中盤でプレーしたりもしていたが、今はそのポジションにとどまらなければならない」
「選手たちが3日間ですべてに対応することは大変だが、私たちには2つの方法がある。それは新しいアイデアを忘れることだ。それが私がシーズン途中に連れて来られた理由だと思うし、彼らが慣れていることに対応していくこともできる。だが、来年また同じ段階で、私たちは同じ問題を抱えてしまっているだろう」
「それか、今から始めて、少しリスクを負って、少し苦しめば、来年はこの時点よりももっと良くなるだろう。だから、少しリスクを冒さなければならない」
【ハイライト動画】イプスウィッチvsマンチェスター・ユナイテッド
11/26 14:57
サッカーキング