マンUがアモリム新監督の就任を発表! 守田英正所属のスポルティングでは2度のリーグ制覇
マンチェスター・ユナイテッドは11月1日、現在スポルティングを率いるルベン・アモリム監督を新指揮官として招へいしたことを正式発表した。
クラブからの発表によると、アモリム氏は11月11日より合流予定。それまでアモリム氏はスポルティングでの指揮を続け、マンチェスター・ユナイテッドはルート・ファン・ニステルローイ暫定監督が率いることとなる。
アモリム氏との契約期間は2027年6月30日までで、契約には1年間の延長オプションも含まれている。イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、マンチェスター・ユナイテッドはスポルティングに対して、最大1100万ユーロ(約18億円)の契約解除金を支払うようだ。
今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハフ監督体制でスタート。だが、プレミアリーグ第9節終了時点で3勝2分4敗と黒星が先行し、ヨーロッパリーグ(EL)でも開幕後3戦連続ドローと未勝利が続いた。10月27日に行われた第9節ウェストハム戦を1-2で落とし、順位を14位まで下げた翌日、クラブはテン・ハフ監督の解任を発表。2022-23シーズンはカラバオ・カップ(EFLカップ)、昨季はFAカップと2年連続でクラブにトロフィーをもたらしたオランダ人指揮官の体制は、3年目序盤にして終焉を迎えていた。
現在39歳のアモリム監督は、ポルトガル出身の若き指揮官。カーザ・ピアやブラガで監督を歴任した後、2020年3月にスポルティングの指揮官に就任した。初年度はシーズン途中の合流となったものの、2年目にはクラブを19年ぶりのプリメイラ・リーガ制覇へ導く。昨季も就任後2度目の優勝を達成しており、日本代表MF守田英正も所属するクラブで、欧州トップレベルの評価を得る青年指揮官として名を馳せていた。
今シーズンはここまで9試合を消化し、プリメイラ・リーガでは全勝を達成。チャンピオンズリーグ(CL)でも、2勝1分と好スタートを切っていた。スポルティングを率いて、プリメイラ・リーガ2連覇に向けて最高の滑り出しを見せていたものの、シーズン途中にしてイングランドに新天地を求めることが決まった。
なお、アモリム新監督の初陣は、24日に控えたプレミアリーグ第12節イプスウィッチ戦となる。
11/01 21:36
サッカーキング