プレミア16位の昇格組レスター、今夏就任のクーパー監督解任を発表

スティーヴ・クーパー監督

 レスターは24日、スティーヴ・クーパー監督を解任したことを発表した。

 2022-23シーズンのプレミアリーグを18位で終えてチャンピオンシップ(2部)へと降格したレスターは、昨夏にエンツォ・マレスカ前監督を招へい。2023-24シーズンを31勝4分け11敗で終え、チャンピオンシップで優勝し、1年でのプレミアリーグ復帰を果たした。しかし、今夏にマレスカ前監督がチェルシーに引き抜かれたことを受け、今夏からクーパー監督が就任していた。

 新体制で今季プレミアリーグに臨んだレスターだが、開幕から6試合未勝利となると、第7節のボーンマス戦と第8節のサウサンプトン戦で連勝したものの、以降は白星から遠ざかっており、23日に行われた第12節のチェルシー戦では前指揮官マレスカ監督との対決に1-2で敗れていた。

 この結果、第12節終了時点で2勝4分け6敗の16位となったレスターは、降格圏の18位イプスウィッチとの勝ち点差が「1」になった状況から、クーパー監督の解任を決断した。なお、現時点で後任は未定となっており、暫定的にファーストチームコーチのベン・ドーソン氏がチームを率いることが明らかになっている。

【ハイライト動画】レスターvsチェルシー

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