ドイツ代表、ナーゲルスマン監督との契約延長を検討か…EURO2028まで指揮の可能性?

ユリアン・ナーゲルスマン監督

 ドイツ代表がユリアン・ナーゲルスマン監督との契約延長を検討しているようだ。21日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在37歳のナーゲルスマン監督はホッフェンハイム、ライプツィヒ、バイエルンを率いた後、昨年9月にハンジ・フリック監督(現:バルセロナ)の後任としてドイツ代表の指揮官に就任した。就任当初こそ苦戦が続いたものの、歴史的不振に陥っていたチームを徐々に立て直し、自国開催のEURO2024ではベスト8に進出。優勝こそ叶わなかったものの、準々決勝では後にチャンピオンとなったスペイン代表と120分間に及ぶ激闘を繰り広げた。

 また、UEFAネーションズリーグ(UNL)ではオランダ代表、ハンガリー代表、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表と同居したリーグA・グループ3を首位通過。1試合を残して準々決勝進出を確定させ、最終的にはグループステージを4勝2分無敗という成績で終えた。

 そんなナーゲルスマン監督は今年4月に契約を2026年まで延長し、北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ26まで指揮を執ることに。しかし、ドイツサッカー連盟(DFB)は2024年の国際Aマッチを10勝4分1敗で終えた手腕を高く評価しており、契約期間のさらなる延長を検討しているという。現時点で交渉は初期段階にある模様だが、DFBは次回のEUROが開催される2028年まで契約を延長したいと考えているようだ。

 なお、ドイツ代表のスポーツディレクター(SD)を務めるルディ・フェラー氏は、今年10月にナーゲルスマン監督について「私たちはユリアンに対し、今後数年間に渡って代表監督を続けることが理にかなっていると説得するつもりだ」とコメントし、契約延長の可能性を示唆していた。

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