バイエルン、来夏最大のターゲットはドイツの“至宝”ヴィルツか…既に代理人との交渉開始?
レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツに対し、バイエルンが熱烈な関心を寄せているようだ。19日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2003年5月3日生まれで現在21歳のヴィルツは2020年1月にレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年5月にトップチームデビューを飾った。徐々に出番を増やしていくと、近年は攻撃の主軸に定着し、ここまで公式戦通算169試合の出場で48ゴール52アシストを記録。背番号「10」を託され臨んだ昨シーズンは18ゴール20アシストをマークするなど躍動し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝に大きく貢献した。
今夏にはバイエルンからの関心も報じられたヴィルツだが、最終的に移籍は実現せず、現行契約を2027年夏まで残すレヴァークーゼンに残留することに。しかし、依然としてレアル・マドリードやマンチェスター・シティ、アーセナルら欧州屈指のメガクラブが動向を注視しており、来夏の移籍市場で大規模な争奪戦が勃発する可能性があるとも報じられている。
去就に大きな注目が集まるなか、バイエルンが来夏の獲得に向けて具体的な動きを見せたようだ。この度『スカイスポーツ』が報じたところによると、バイエルンはヴィルツを来夏の移籍市場における最大のターゲットとしており、スポーツ部門の責任者を務めるマックス・エバール氏が代理人との最初の交渉を開始したという。レヴァークーゼンは国内クラブへの売却を望んでいないものの、バイエルン側は巨額の移籍金を支払う準備ができているとも報じられている。
なお、マンチェスター・シティも引き続きヴィルツの獲得に興味を示しているとのこと。レヴァークーゼンは同選手の売却に踏み切る場合、少なくとも1億5000万ユーロ(約247億円)を要求する可能性が高いと見られている。
11/20 18:21
サッカーキング