ゴール取り消しも響き2連敗…ネスタ監督、審判に苦言「彼らはサッカーを台無しにしている」

 モンツァのアレッサンドロ・ネスタ監督がリーグ戦についてコメントした。2日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 同日にセリエA第11節ミラン戦を迎えたモンツァは、ホームで0-1の黒星を喫した。自身が現役時代にプレーしていた“古巣”を相手に敗れたネスタ監督は、序盤のゴールが取り消されたことを指摘。前節のアタランタ戦も含めて、以下のように語った。

「我々は怒りを感じているが、選手たちを誇りに思っている。アタランタとミランに対して素晴らしいパフォーマンスを見せ、今節は前半に4ゴールを決められたかもしれない。ただ、1ゴールを決めたものが取り消された。レフェリーに対する私の見解では、彼らはサッカーを台無しにしている。我々は以前の判定のスタイルに戻る必要がある。レフェリーはアタランタ戦の後モンツァに謝罪したが、謝罪だけでは我々がポイントを失うのを止められない」

「サッカーはもっとシンプルだった。昔は接触スポーツだったのに、今ではわずかなタッチでもファウルにされ、爪の先でもオフサイドとなり、チャレンジする際には手を背中に固定しなければPKを与える可能性もある。私の考えでは、レフェリーはスポーツに適応すべきであり、その逆ではいけない。ルールはスポーツに合わせて適応されるべきで、その逆は考えられない」

 ミランに敗れたことでリーグ戦2連敗となったモンツァは、次節ホームでのラツィオ戦で巻き返しを図る。

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