ムシアラが初ハットトリック達成!…弱冠21歳でバイエルンでの通算得点数が「50」に到達

ジャマル・ムシアラ

 DFBポカール2回戦が現地時間29日に行われ、バイエルンは佐野海舟が所属するマインツを4-0で下した。

 敵地に乗り込んだバイエルンは開始早々の2分に巧みな連携からジャマル・ムシアラが先制ゴールをマークし、27分にはゴール前のこぼれ球をムシアラが頭で押し込み追加点を挙げる。45+1分にはカウンターの流れからレロイ・サネがネットをすると、3分後にはムシアラが再びゴール前のこぼれ球に詰めて4点差に。後半は得点を奪えなかったものの、4-0で試合を締め括り、危なげなく3回戦進出を決めた。

 ハットトリックの大活躍でこの日の主役となったムシアラ。データサイト『Opta』によると、同選手にとってはこの日がバイエルンでの初ハットトリックだったとのこと。そしてこの日の3得点により、同クラブでの通算ゴール数が公式戦174試合目にして「50」の大台に到達した。

 弱冠21歳ながら、今やバイエルンに欠かせぬ存在となっているムシアラ。今シーズンはここまで公式戦11試合の出場で7ゴール4アシストと多くのゴールに絡んでいる。マインツ戦後には「試合ごとに体力、リズム、流れを鍛え続けるように努めている」と前置きしつつ、自身とチームのパフォーマンスについて次のように語った。

「僕たちのプレースタイルをとても気に入っている。正しい方法でプレーし続ければ、試合に勝利し、次のステップに進むことができるだろう。僕個人としては、頻繁に得点に絡めるポジションに付くよう努力している。これは昨シーズンと違うことだし、試合を重ねるごとに何をすべきかよく分かってきたよ。僕たちは高い強度でプレーし、多くのゴールを決めたいと思っている。常に同じメンタリティーで試合に臨んでいるし、今は次の試合に集中しているよ」

【ハイライト動画】バイエルンがマインツに4発完勝!

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