抗議で一発退場のモウリーニョ監督が皮肉「だから彼は世界最高の審判」
フェネルバフチェを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、審判への皮肉を口にした。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第3節が24日に行われ、フェネルバフチェはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。15分にクリスティアン・エリクセンに先制点を許したが、49分にユセフ・エン・ネシリが同点弾を決め、1-1のドローに終わった。
古巣との対決に臨んだモウリーニョ監督だが、56分にブライト・オサイ・サミュエルが倒れたところでPKが与えられなかったことに抗議をしたことで、クレマン・トゥルパン主審からレッドカードが提示され、退席処分となった。
試合後、モウリーニョ監督はイギリスメディア『TNT Sports』で「私はその出来事を見ていた。それについては話したくない」と語りながら、皮肉交じりにトゥルパン主審を批判した。
「彼は私に信じられないことを言った。彼はペナルティエリア内での行動と同時に、タッチラインにいる私の行動を見ていたという。彼は本当に素晴らしいので、彼を祝福するよ」
「試合中、時速100マイルのスピードで、彼は片方の目でPKの状況を見て、もう片方の目でベンチと私の行動を見ていたんだ。それが彼が私にした説明だ。だからこそ、彼は世界最高の審判の一人なんだ」
その後、記者会見でもモウリーニョ監督は「私がすべき最善のことはフェネルバフチェを離れた後、UEFAの大会に出場しないクラブに行くことだと思っている。だから、2年後にイングランドの下位クラブで監督が必要なところに私は行く準備ができているよ」と判定への不満を覗かせながら、「これ以上は何も話したくない。試合の内容に話したい。理論上、より優れたレベルの相手に対して私たちは本当に素晴らしいプレーをした」とパフォーマンスには賛辞を送った。
【ハイライト動画】フェネルバフチェvsマンチェスター・ユナイテッド
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サッカーキング