“相性の良い”バルサに4失点惨敗…バイエルン指揮官は落胆「勢いを奪うことができなかった」

ヴァンサン・コンパニ監督

 バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督がバルセロナ戦を振り返った。23日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節が現地時間23日に行われ、バイエルンは敵地でバルセロナと対戦した。試合開始からわずか1分足らずで先制を許すと、18分にセルジュ・ニャブリのクロスからハリー・ケインが同点ゴールを決めるも、36分にロベルト・レヴァンドフスキに追加点を献上。その後は先制点を決めたハフィーニャにハットトリックを許し、1-4というスコアで惨敗した。

 直近10試合で37得点を奪っていた攻撃陣が1ゴールのみに留まり、過去の対戦成績で11勝2分2敗と圧倒していたバルセロナに大敗したバイエルン。これでCL連敗となり、リーグフェーズでは36チーム中23位に低迷している。コンパニ監督は「間違いなく100パーセントの力を出し切ったが、100パーセントでは十分ではなかった」と前置きしつつ、敗戦を次のように振り返った。

「後半の初めは結果を追い求めていたが、ゴールが決まらなかった。私は衝動的に多くの選手を入れ替えたが、それでもなお十分ではなかった。前半は我々全員が優位に立てる試合だと感じていた。しかし、重要な場面で負けてしまった。結果は思いが、良い相手とのこの試合から学び、次にこのような機会があった時にはそれをものにできるようにしなくてはならない」

「非常にシンプルな分析だが、ボールを支配している時には相手から勢いを奪わなければならない。我々は何度かチャンスを作り、相手の背後も取ったが、90分間相手から勢いを奪うことができなかった。相手が効率的で、我々が完璧ではなかった。90分間コントロールを維持できなかったことで罰せられてしまった」

 バイエルンは11月6日に行われるリーグフェーズ第4節では、ベンフィカをホームに迎える。

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