アーセナル、代表ウィークで“両翼”が負傷?…マルティネッリが右ふくらはぎの違和感訴える

ガブリエウ・マルティネッリ

 アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがインターナショナルウィーク中に負傷した可能性があるようだ。14日、『スカイスポーツ』や『イブニング・スタンダード』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現地時間10日に行われたFIFAワールドカップ26南米予選・第9節チリ戦に85分から出場したマルティネッリだが、その後のトレーニングにて右ふくらはぎの違和感を訴えたとのこと。ブラジルサッカー連盟(CBF)は「マルティネッリは右ふくらはぎの痛みを訴え、日曜日の夜にMRI検査を受けたところ、小さな筋肉浮腫が確認された」と発表している。

 マルティネッリは代表を離脱せず、今後数日間はブラジルで検査と治療を継続するものと見られている。しかし、現地時間15日に控えるFIFAワールドカップ26南米予選・第10節ペルー戦は欠場する可能性が高いようだ。なお、インターナショナルウィーク明けの19日に控えるプレミアリーグ第8節ボーンマス戦の出場可否については、現時点で不透明と各メディアは報じている。

 アーセナルでは司令塔かつ絶対的司令塔のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアをはじめ、イングランド人DFベン・ホワイトやウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコらが負傷離脱中。また、ひざの問題によりドイツ代表への招集を辞退したFWカイ・ハヴァーツや、ギリシャ戦での負傷によりイングランド代表を離脱したFWブカヨ・サカらの状態も不透明となっている。

 現在23歳のマルティネッリはアーセナルで左ウイング(WG)を主戦場に活躍。今年3月以降はなかなかゴールが奪えず難しい時間を過ごしていたが、直近のリーグ戦では2試合連続ゴールと復調の兆しを見せていた。仮に戦線離脱となれば、リヴァプール戦やニューカッスル戦、チャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦を控えるアーセナルにとって大きな痛手となるだろう。

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