ボカ、ローマ所属アルゼンチン代表MFパレデス獲得を希望か…クラブW杯の戦力として期待

パレデス

 アルゼンチンメディア『TyCスポーツ』の記者ガストン・エドゥール氏は13日、ボカ・ジュニオルスの新監督候補フェルナンド・ガゴ氏が、FIFAクラブワールドカップ2025(Mundial de Clubes FIFA 25)に向けローマ所属のアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得を希望している旨を選手本人に伝えたと報じた。

 現在30歳のパレデスはボカ・ジュニオルスでプロデビューを飾り、2014年夏にローマに加入。その後はエンポリやゼニト(ロシア)を経て、2019年1月にパリ・サンジェルマン(PSG)に完全移籍し、3度のリーグ・アン制覇を含む合計9つのタイトルを獲得した。その後、ユヴェントスを経て2023年8月にローマに復帰。今季はこれまで公式戦6試合に出場している。

 ボカでは今年1月から同クラブを率いていたディエゴ・マルティネス前監督が、9月末に退任。現役時代にボカやレアル・マドリードやローマなどでもプレーし、現在メキシコのチーバスを率いるフェルナンド・ガゴ監督の就任が確実視されている。

 そんななか、アルゼンチン代表選手たちから信頼され情報力にも定評があるエドゥール氏は、ガゴ氏がパレデスに、FIFAクラブワールドカップ2025を戦うボカの戦力として期待したい旨を伝えたと説明。

 更にエドゥール氏は、現時点でパレデスはボカ復帰への決断を下していないことや、パレデスのローマとの現行契約期間は今季終了までとなっていることから、フリーでボカに加入できる可能性があることを示唆している。

 パレデスは古巣ボカへの愛情と復帰願望を公言しており、アルゼンチンでは同選手への去就に注目が集まっている。

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