森保監督が選手たちを称賛…“鬼門の地”での初白星に「タフな戦いになることを覚悟して、良い準備をして粘り強く戦い抜いてくれた」

森保一監督

 日本代表は10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第3節でサウジアラビア代表と敵地で対戦し、0対2で勝利した。

 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた日本代表の森保一監督は「非常に厳しく難し戦いでしたけど、選手たちがタフな戦いになることを覚悟して、良い準備をして粘り強く戦い抜いてくれた結果だと思います」と語り、これまで最終予選では勝利を収めたことのなかった“鬼門”の地での勝ち点3獲得を手にした選手たちの頑張りを称えた。

 また、前回大会の予選では敗戦を喫している地で勝利を収めたことを受け、成長を感じている部分を問われると、「日々成長していると思いますし、まだまだ改善するところはあると思いますが、選手たちが常に高みを目指して成長してくれていることが、チームの成長に繋がっていると思います」とコメント。選手個々の上積みの結果であるとの見解を示した。

 これで3試合連続無失点での3連勝を飾った日本。グループリーグの首位を快走する中で次戦、ホームにオーストラリア代表を迎えることになるが、森保監督は「きょう勝ったことは、我々にとって良い勝利だったと思いますし、皆んなで喜びたいと思いますが、次の戦いに向けての勝利の保証にはならない」と述べ、「また最善の準備をしていきたいと思います」と気を引き締めた。

 その後、「日本は早朝のところ、たくさんの方が応援してくれたと思います。皆さんの念が届いて我々は戦うことができました」とファンへの感謝を口にしつつ、「能登半島の皆さんは豪雨災害で厳しい生活を強いられていると思いますので、選手の頑張りが励ましのエールとなって届くと嬉しいと思います」と続け、今もなお災害の影響で苦しむ人たちを労ることも忘れなかった。

 次戦は10月15日(火)の19時35分から、埼玉スタジアムでオーストラリア代表と対戦する。

【動画】日本代表の全得点!

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