神戸、終盤の勝ち越しゴールで6連勝! 京都は2点差を追いつくも一歩及ばず

 6日、2024明治安田J1リーグ第33節京都サンガF.C.対ヴィッセル神戸が行われた。

 先制したのは神戸だった。17分、左サイドからDF初瀬亮の左足クロスが上がると、ファーサイドで待っていたFW大迫勇也がダイレクトでシュート。反応を見せたGKク・ソンユンのセーブも及ばず、ボールはゴールラインを超えた。大迫のリーグ戦4試合ぶりの得点で、アウェイの神戸がリードを奪う。

 このまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、神戸は左サイドでFKを獲得。またしても初瀬の左足から、今度はMF佐々木大樹がヘディングシュートを決め、0-2のスコアでハーフタイムとなった。

 2点を追いかける京都は後半立ち上がり、相手のビルドアップのミスからボールを奪うと、FWラファエル・エリアスが豪快なミドルシュートでゴールネットを揺らし、たちまち1点差となる。

 勢いに乗る京都は59分、敵陣ゴール前でボールを保持すると、こぼれ球をFWマルコ・トゥーリオがボレーシュート。ボールは相手ディフェンダーに当たりながらドライブ回転がかかり、ゴール右上へと吸い込まれた。京都が同点に追いつく。

 このまま引き分けかとも思われた試合終盤、神戸は左CKからMF鍬先祐弥がシュートを放つと、このボールをゴール前にいたFWジェアン・パトリッキがコントロール。トラップから右足のシュートを放ち、ゴールを決めた。神戸が再びリードを奪う。

 そして試合は2-3で終了。リーグ戦6連勝を飾った神戸は、J1連覇へ向け勝ち点3を積み重ねた。一方の京都は3試合未勝利となっている。

【スコア】
京都サンガF.C. 2-3 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 17分 大迫勇也(神戸)
0-2 45+6分 佐々木大樹(神戸)
1-2 47分 ラファエル・エリアス(京都)
2-2 59分 マルコ・トゥーリオ(京都)
2-3 83分 ジェアン・パトリッキ(神戸)

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