ポグバの出場停止期間が『18カ月』に大幅軽減! CASがドーピング剤の“誤摂取”を確認
元フランス代表MFポール・ポグバ(ユヴェントス)に科せられた出場停止処分が緩和されるようだ。4日、イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。
昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認されたポグバ。イタリア反ドーピング機構(NADO)から暫定的な資格停止処分を科された同選手は、検査結果を不服として再検査を実施した。しかし、新たに採取したBサンプルでも再び陽性が確認。2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。
そんななか、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の決定により、ポグバに対する出場停止処分期間が“18カ月”に短縮される模様。CASの判断では、同選手がテストステロンを増加する物質「DHEA」を誤って摂取したことが確認されたという。
これによりポグバは、2025年1月からトレーニングが再開可能となり、同年3月には出場停止処分が終了する。一時は引退の可能性も報じられていた同選手だが、今回の処分軽減はキャリア続行に向けての大きな後押しとなるはずだ。
10/05 02:31
サッカーキング