大宮、GK南雄太氏の引退試合開催を発表「NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

南雄太氏

 大宮アルディージャは30日、2023シーズンをもって、26年間のプロサッカー選手としての現役を引退したGK南雄太(現・横浜FC HAMABLUEコミュニケーションオフィサー)の引退試合を開催することを発表した。

 試合は2024年12月21日(土)に『NACK5スタジアム大宮』で開催され、13時キックオフを予定。対戦カードはYUTA FRIENDS(南雄太が在籍したクラブでともにプレーした選手)とBLUE LEGENDS(U-20ワールドユース/U-23シドニー五輪世代の選手)となり、90分(前後半各45分)で試合が行われることが明らかになった。

 引退試合の開催が決定したことを受け、南氏は大宮のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「現役最後の試合から約1年が経とうとしております。この度、大宮アルディージャ、そして横浜FC他、関係者の皆さまのご尽力により、もう一度NACK5スタジアム大宮のピッチに立たせて頂ける事になりました」

「2023シーズンに現役引退を決断し、クラブにお伝えたしたところ引退会見、引退セレモニー、そしてこの引退試合を開催するというところまで大宮アルディージャとして約束してくれていました。こうして引退から1年後に約束通り、引退試合を開催していただける事に心より感謝申し上げます」

「また、現在HAMA BLUEコミュニケーションオフィサーとして活動している横浜FCもこの引退試合にご尽力いただき、2つのクラブが協力して開催する異例の引退試合となります。大宮アルディージャとして“初”の、またJリーグ史上ゴールキーパーとして“初”の引退試合を開催するにあたりこれまで所属したクラブで共に戦った選手や日本代表として戦った選手達にお声がけしております。スタジアムにご来場いただく皆さまに満足していただけるような豪華なメンバーとともにエンターテイメントをお見せ出来るよう自分も全力でプレーします!」

「満員のNACK5スタジアム大宮でプレー出来る事、もう一度現役時代を支えてくれたファン、サポーターの方々とお会い出来る事を今から心より楽しみにしています! それでは、NACK5スタジアム大宮でお会いしましょう!」

 1979年9月30日生まれで現在45歳の南氏は、静岡学園高校にから1998年に柏レイソルに加入し、プロキャリアをスタートさせた。2010年にロアッソ熊本へ移籍すると、2014年には横浜FCへと完全移籍。そして、2021年7月に大宮にレンタル移籍を果たすと、翌年から完全移籍となり、現役引退する2023シーズンまでプレーした。J1リーグでは通算266試合、J2リーグでは通算400試合に出場し、通算666試合というGKとしては歴代最多出場を果たした。

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