アトレティコ期待の若手MFバリオスが筋肉損傷…金獲得のパリ五輪からフル稼働も約1カ月の戦線離脱に

パブロ・バリオス

 アトレティコ・マドリードは9日、MFパブロ・バリオスのメディカルレポートを報告した。

 今回の発表によると、左足の筋肉過負荷により7日付でU-21スペイン代表を離脱し、アトレティコ・マドリードに戻っていたバリオスが検査を受けた結果、同箇所を損傷していると診断されたとのことだ。すでに理学療法での治療と、リハビリを開始していることを併せて伝えている。

 なおスペイン紙『マルカ』は、離脱期間は約1カ月が見込まれているとし、復帰は10月の代表ウィーク明けになると指摘。その間、レアル・マドリードとの“マドリード・ダービー”やチャンピオンズリーグのライプツィヒ戦とベンフィカ戦など、7試合を控えているアトレティコ・マドリードにとって、「大きな痛手」と綴っている。

 2003年6月15日生まれのバリオスは現在21歳。2022-23シーズン後半戦頃から頭角を現すと、先のパリオリンピック2024ではU-23スペイン代表の8大会ぶりとなる金メダル獲得に貢献した他、今シーズンよりMFサウール・ニゲス(現:セビージャ)の背番号『8』を託されるなど、アトレティコ・マドリード期待のカンテラーノだ。実際、パリ五輪直後に開幕したラ・リーガで、ここまでの4試合全てに出場しており、うち3試合はフル出場。計315分のプレータイムは、CBロビン・ル・ノルマン(360分)に次いで、チーム2番目の多さとなっていた。

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