3発快勝で高まる期待感! アトレティコFWグリーズマン、“本気”窺える大型補強に「僕たちもワクワクしている」

アントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、ラ・リーガ第2節ジローナ戦を振り返った。25日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今夏に2億ユーロ(約325億円)以上の補強資金を費やしたアトレティコは、25日に行われたラ・リーガ第2節でジローナと対戦。昨シーズンにトップ3の座を奪われた雪辱を期する中、39分にFWアントワーヌ・グリーズマンの意表を突いたフリーキックで先制すると、後半開始早々にはMFマルコス・ジョレンテの弾丸ミドルが相手ゴールを穿ち追加点。さらに後半アディショナルタイムにも、ロングカウンターからMFコケがダメ押しとなる3点目を加える。試合はこのまま3-0でタイムアップを迎え、シーズン初白星を飾っている。

 試合後、グリーズマンは「サポーターも選手たちも、久しぶりに家に帰れることをとても楽しみにしていた。完璧な夜。この調子で行こう」としつつ、「期待に胸を膨らませたら、あとはそれをピッチで表現するんだ。僕たちもワクワクしている。ただ、真実が分かるのはピッチ上だけ。新加入の選手たちは良くやっていて、スタメン争いは熾烈なものになるだろう。トレーニングも試合も、全力を尽くさないとね」と大型補強による戦力の充実さを活かさなければならないと強調した。

 また同選手は、先制点となったフリーキックを回顧。ファーサイド側に低く、速いボールを蹴り込んだグリーズマンは「GKの立ち位置を確認した時に、ファーサイドポストにスペースがあるのが見えた。少しばかり、ツキもあって入ったよ」と告白。一方で、新加入のFWフリアン・アルバレスについては「あまりお互いの連携は良くなかった。改善すべき点があるから、それに取り組んでいく」と連携面も語っている。

 開幕節は引き分けたものの、本拠地『シビタス・メトロポリターノ』で期待感を高める快勝を収めたアトレティコ。4年ぶりのラ・リーガ優勝、そしてクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇という壮大な夢を叶えるために過ごした“本気”の夏を経て、ロヒブランコスは長く険しいシーズンをどのように戦っていくのだろうか。

【ハイライト】アトレティコが3発快勝

ジャンルで探す