“新天地デビュー戦”で初得点を挙げたエンバペ「僕たちはレアル・マドリードだ。僕らに限界はない」

キリアン・エンバペ

 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、加入後初の公式戦となったアタランタ戦を振り返った。14日、スペイン紙『アス』が同選手のコメントを伝えている。

 UEFAスーパーカップが14日に行なわれ、レアル・マドリードとアタランタが対戦した。試合の前半は攻撃陣に停滞感が目立ったレアル・マドリードだったが、後半に入ると修正に成功。前線の選手たちに流動性が生まれ始め、59分にフェデリコ・バルベルデが先制点を奪取する。68分にはキリアン・エンバペが加入後初ゴールをマーク。そのまま試合は2-0で終了し、勝利したレアル・マドリードが今季初タイトルを獲得した。

 今夏にパリ・サンジェルマンから加わったエンバペは、アタランタ戦で先発メンバーに名を連ね83分までプレー。新天地でのデビュー戦ながら後半途中に加入後初ゴールをマークし、レアル・マドリードでの記念すべき初タイトルを獲得している。

 試合を振り返ったエンバペは、「素晴らしい夜だった」とアタランタ戦を回想。「このシャツを着て、このエンブレムをつけて、このファンのためにプレーする、この瞬間をずっと待っていたんだ。僕にとって最高の瞬間だよ」と喜びを口にした。

 また、「マドリードでは常に勝たなければならない」と勝利を義務付けられた“銀河系軍団”の一員である自覚を告白。続けて、「僕のようなストライカーにとって、ゴールはとても重要なんだ」と述べつつ、「でも一番大事なのは、このチームでプレーできる喜びを味わえたことであり、僕はそれを本当に楽しみにしていた。最高の日だよ」とコメントしている。

 さらに、記者から得点数の予想を問われた際には、「僕たちはレアル・マドリードだ。僕らに限界はない」と力強く主張。「50ゴールを決められるなら50ゴールだが、一番大事なのは、勝ってチームとして向上することだ」と見解を示した。

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