斉藤光毅がイングランド2部移籍か…パリ五輪代表10番、QPRに加入へ

斉藤光毅

 ロンメル(ベルギー2部)に所属するU-23日本代表MF斉藤光毅が、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)への移籍に近づいているようだ。9日、大手メディア『ESPN』のオランダ版が報じた。

 報道によると、斉藤は1年間の期限付き移籍でQPRに加わる模様。残すはメディカルチェックのみとのことで、近日中に移籍が正式発表されることになりそうだ。

 8月10日が23歳の誕生日である斉藤は、横浜FCの育成組織出身。2018年7月に16歳でトップチームデビューを果たし、同クラブでは公式戦通算67試合の出場で9ゴール5アシストを記録した。

 2020年11月、シティ・フットボール・グループの傘下であるロンメルに完全移籍。1シーズン半をベルギーで過ごした後、2022年夏から2年連続でスパルタ・ロッテルダム(オランダ)に期限付き移籍で加わった。2シーズンでエールディヴィジ通算47試合に出場し、10ゴール10アシストを記録していた。

 また、各世代別の日本代表でも中心選手として活躍している。パリ・オリンピック2024のU-23日本代表では背番号「10」として3試合に出場し、2アシストを記録した。

 斉藤の加入が噂されるQPRは1882年に創設され、ロンドン西部に拠点を置いている。1966-67シーズンのリーグカップ制覇が唯一のメジャータイトル。近年は2部リーグが主戦場となっており、新シーズンは2014-15シーズン以来の1部復帰を目指す。

 2024-25シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)には現在、パリ五輪でプレーしたMF平河悠(ブリストル・シティ)、DF橋岡大樹(ルートン)、MF坂元達裕(コヴェントリー)、DF角田涼太朗(カーディフ・シティ)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)の5人が在籍。斉藤は6人目の日本人選手となるのだろうか。

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