インカピエ、レヴァークーゼン退団を検討か…リヴァプール&トッテナムが獲得に興味?

ピエロ・インカピエ

 レヴァークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエに今夏の退団の可能性が浮上しているようだ。8日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在22歳のインカピエはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。母国のインデペンディエンテ・デル・バジェでプロデビューを飾ると、CAタジェレスを経て、2021年夏にレヴァークーゼンへ完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦通算119試合に出場し4ゴール3アシストをマーク。昨シーズンは3バックの一角や左ウイングバック(WB)として公式戦43試合に出場し、ブンデスリーガ史上初の無敗優勝に貢献した。

 “無敗王者”の主力級として活躍したインカピエだが、昨シーズンのリーグ戦でのスタメン起用は16試合。報道によると、同選手はスタメンとしての出場機会を増やしたいと考えており、他クラブでの新たな挑戦に意欲を示しているとのこと。現行契約は2027年6月末まで残されているが、今夏にレヴァークーゼンを退団する可能性があるという。

 なお、未だ合意には達していないものの、インカピエに対しては複数のビッグクラブからの問い合わせがある模様。イギリスメディア『メトロ』によると、リヴァプールとトッテナムが同選手の獲得に興味を示しているという。両クラブは以前からインカピエに関心を寄せており、昨年夏にも獲得の可能性を模索していたが、現在も動向を注視し続けているようだ。

 エクアドル代表でも通算37キャップを誇り、今夏のコパ・アメリカ2024ではチームのベスト8進出に大きく貢献したインカピエ。今夏にレヴァークーゼンを去り、他クラブで新たな一歩を踏み出すことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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