ベルギー1部のヘント、浦和“主将”伊藤敦樹に熱視線…現地メディア「数日間で交渉進展か」

伊藤敦樹

 ベルギー1部のヘントが、浦和レッズに所属する日本代表MF伊藤敦樹の獲得に関心を示している模様だ。8日、ベルギーメディア『WALFOOT』が報じている。

『WALFOOT』によると、ヘントは今年7月30日にベルギー人MFジュリアン・デ・サールがカタール1部のアル・ラーヤンSCに完全移籍したことを受け、後任として伊藤の獲得を目指す可能性があるという。同メディアによると、ヘントはすでに伊藤獲得のためのオファーを提示しており、「ここ数日の間で契約へと近付いている」ようだ。

 ヘントにとって、キャプテンも務めたデ・サールの退団は大きな痛手。早急に穴を埋めるためにも、今季途中から浦和の新キャプテンに就任した伊藤に白羽の矢を立てたと見られている。

 1998年8月11日生まれの伊東は、現在25歳。浦和のユースで育成を受け、流通経済大学を卒業した後の2021シーズンに浦和へ正式加入した。浦和では、これまで公式戦通算173試合に出場して19ゴール15アシストをマーク。中盤の主力としてチームに貢献している。

 また、2023年6月のキリンチャレンジカップ2023では体調不良のため離脱したMF川村拓夢(レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)の代替選手として日本代表に追加招集。招集翌日の同年6月15日に『豊田スタジアム』で行われたエルサルバドル代表戦に76分から途中出場し、日本代表デビューを飾った。

 なお、ヘントには日本代表GKシュミット・ダニエル、同DF渡辺剛、MF横田大祐と3人の日本人選手が在籍している。

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