PSG、サンチョ獲得に向け交渉開始か…マンUの評価額は約75億円?

ジェイドン・サンチョ

 パリ・サンジェルマン(PSG)がマンチェスター・ユナイテッド所属のイングランド代表FWジェイドン・サンチョへの関心を強めているようだ。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 現在24歳のサンチョはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2017年に加入したドルトムントで攻撃の主軸として躍動すると、2021年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ活躍の場を移した。加入後の2シーズンはウイング(WG)の主力として多くの試合に出場したものの、2023-24シーズンは規律問題およびエリック・テン・ハフ監督との関係性悪化により、トップチームから半ば追放状態に。1月にドルトムントへレンタルで放出された。

 背番号「10」を託されたドルトムントでは公式戦21試合出場3ゴール3アシストという成績を残し、11年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献したサンチョだが、レンタル期間は6月末で満了に。今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ復帰し、トップチームの全体トレーニングへの合流も果たしたものの、ドルトムントやユヴェントスなど獲得に興味を示すクラブも少なくはなく、その去就に注目が集まっている。

 PSGも今夏のサンチョ獲得を検討しているクラブの一つ。今回の報道によると、同クラブはすでにマンチェスター・ユナイテッドと最初の話し合いを行い、現在も契約条件についての交渉を続けているという。サンチョ本人は今夏の他クラブ移籍に前向きで、PSGも選手側との個人交渉に問題はないと認識しているようだ。なお、マンチェスター・ユナイテッドの同選手に対する評価額は4000万ポンド(約75億円)程度と報じられている。

 今夏にフランス代表FWキリアン・エンバペ(現:レアル・マドリード)が退団したことから、アタッカー補強の噂が絶えないPSGだが、サンチョに正式なオファーを提示することになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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