新シーズン開幕へ…ペップはアメリカツアーに満足気「観客は楽しんでくれたと思う」

グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、アメリカツアーを総括した。3日、クラブ公式サイトが伝えている。

 アメリカで行われたプレシーズンマッチ4試合目でチェルシーと対戦したマンチェスター・シティ。アーリング・ハーランドがハットトリックを達成したほか、オスカー・ボブにも得点が生まれ、4-2で勝利を収めた。これで今夏のプレシーズンマッチを終えた同クラブは次戦、10日に新シーズンの開幕を告げるコミュニティ・シールドでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する予定となっている。

 プレシーズンマッチ最終戦を終えた試合後、グアルディオラ監督は「セルティック、ミラン、バルセロナ、そしてチェルシーのようなチームと対戦することはとてもいいことだ。なぜなら、彼らも挑戦してくるからね。どの試合も前の試合よりはるかによかった。バルセロナとの試合も似たようなものだったけど、気持ちの面では本当によかった」と振り返りながら、次のように続けた。

「もちろん、カルヴィン(・フィリップス)も、アーリングも成長したし、ジャック(・グリーリッシュ)は素晴らしい2試合をした。リコ(・ルイス)もオスカーもどちらも信じられないほど素晴らしかった。今日は若い(ジェームズ・)マカティーが選手としての可能性を見せてくれたし、ニコ・オライリーも同じように高いレベルでプレーしてくれた。若い選手全員が何分か一緒にプレーできたことにも満足している」

「クラブやブランドにとってもいいことだった。ここでこれだけのユニフォームを見られたことは本当に驚きだった。最初の1年目や2シーズン目は青いユニフォームの人は少なかったのを覚えているけど、今ではたくさんいる。もちろん、試合には勝ちたいけど、勝っても負けても何も変わらない。今から7日後に始まる本当のシーズンに向けて準備をする。それだけだ」

 アメリカでのプレシーズンマッチを4試合行ったマンチェスター・シティだが、代表活動から選手が合流していないこともあって、戦績は1勝1分け2敗とふるわなかった。それでも、グアルディオラ監督は観客を楽しませられたことに満足していると強調した。

「プロモーターには助言をしたいね。私たちは7ゴールが生まれたセルティックに3-4で負け、バルセロナとは2-2、ミランとは2-3、そして今日は6ゴールが生まれ、すべての試合でいいゴールを決めた。だから、来シーズンも契約してくれたら、みんな喜ぶだろうね。得点も失点も多いからね!」

「観客は楽しんでくれたと思う。スタジアムは本当に素晴らしく、満員でチェルシーのファンも同じように多かった。全員が健康で安全。非常に難しい相手にいい精神も見せることができたし、本当によかったと思う」

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