ニューカッスル指揮官「横浜FMは勝利に相応しかった」 日本の酷暑にも言及「湿度も含め体感したことがない」

『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』が3日に行われ、横浜F・マリノスとニューカッスルが対戦した。試合は34分にエウベルが先制ゴールを奪うと、後半立ち上がりの51分に天野純が追加点。横浜FMが2対0で勝利を収めた。

 28年ぶりの来日となったニューカッスルは先月29日に到着し、中1日で臨んだ31日の浦和レッズ戦に4対1で勝利。先発を5名入れ替えた横浜FM戦は最後まで得点を奪うことができず、1勝1敗でツアーを終えることになった。ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は「私たちにとって良いテストになりました。浦和も横浜FMも良い相手ですし、2試合ともに難しい試合になりました」とツアーを総括。横浜FM戦については「キックオフ直後は良かったのですが、先制を許してから難しい状況になりました。結果は残念でしたが、良かった部分は誰もケガをしなかったこと」と振り返った。

 対戦した横浜FMについては「組織的でコンンディションも良い。とても強く、良いチームという印象を受けました。優れた監督やコーチのもと、勝利に相応しかった」と称賛。「もう少し内容的にダメージを与えたかったのですが、それができず残念でした」と敗戦を悔やんだ。また夏真っ盛りの日本の気候については「非常にきつかったです。試合だけではなく、トレーニングもしなければなりません。湿度も含め体感したことがなかったので厳しかった」と言及した。

 ツアーを終えたニューカッスルは帰国し、来週末はジローナ、ブレストと練習試合を実施予定。プレミアリーグ開幕戦では、日本代表DF菅原由勢が所属するサウサンプトンをホームに迎え撃つ。

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