元レスター指揮官のシェイクスピア氏が逝去…ラニエリ監督の右腕として“奇跡”のプレミア制覇に貢献

クレイグ・シェイクスピア

 かつてレスターで指揮官を務めたクレイグ・シェイクスピア氏が、8月1日の朝に逝去した。60歳だった。

 1963年10月26日生まれのシェイクスピア氏は、現役時代にウェスト・ブロムウィッチなどでプレー。引退後は指導者に転身し、同クラブのアカデミーコーチとリザーブチームのコーチを経て、2008年にレスターのトップチームコーチに就任した。ハル・シティでの指導を挟んで、2011年11月にレスターへと復帰。2015-2016シーズンにはクラウディオ・ラニエリ監督の右腕としてクラブを史上初のプレミアリーグ優勝に導き、2017年2月の同監督解任に伴って指揮官へ昇格した。その後は、エヴァートンワトフォード、アストン・ヴィラ、ノリッジなどでもコーチを務めた。

 2023年10月には、がんが発見されたことを明かしていたシェイクスピア氏。今回、家族がリーグ監督協会を通じて発表した声明によると、同氏は家族に囲まれながら自宅で安らかに亡くなったという。また、「この数カ月の困難な時期に送られた多くの祈りと善意の数々に、家族は感謝し、謝意を表したいと思います。その多くは私たちが応えることができなかったものですが、クレイグと家族にとって大きな意味がありました」と感謝を示している。

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