ソシエダ、MFソレール獲得に向けPSGと交渉中か…退団噂のメリーノの“後釜”に?

カルロス・ソレール

 レアル・ソシエダがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のスペイン代表MFカルロス・ソレールへの関心を強めているようだ。7月31日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在27歳のソレールはバレンシアの下部組織出身で、2016-17シーズン途中にトップチーム昇格を果たした。同クラブで中盤の主軸に定着し、公式戦通算226試合の出場で36ゴール31アシストをマークすると、2022年夏には総額2100万ユーロ(現在のレートで約34億円)と報じられた移籍金でPSGへ加入。ここまでの2シーズンで公式戦通算63試合に出場し、8ゴール8アシストをマークしている。

 PSGとの現行契約を2027年6月末まで残しているソレールだが、約2年ぶりのラ・リーガ復帰を果たす可能性が浮上しているようだ。報道によると、日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダが今夏の移籍市場での獲得に興味を示しているとのこと。同クラブはスペイン代表MFミケル・メリーノアーセナル移籍の可能性が浮上していることから中盤の補強を望んでおり、PSGで主力に定着しきれずにいるソレールに白羽の矢を立てたようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、レアル・ソシエダが現在PSGとの交渉を進行中であると指摘。また、そレール本人とも個人的な条件についての交渉を進めているようだ。

 なお、ソレールが所属するPSGも今夏の移籍市場で中盤の補強に動いており、ポルトガル代表MFジョアン・ネヴィスの動向を注視。既に6000万ユーロ(約97億円)の固定費に1000万ユーロ(約16億円)のアドオンを加えた金額でベンフィカとクラブ間合意に達したとも報じられており、加入が濃厚となっている。

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