PSG退団のGKナバス、モンツァ加入が決定的に!…37歳で自身初のセリエA挑戦へ

ケイラー・ナバス

 2023-24シーズン限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団した元コスタリカ代表GKケイラー・ナバスがモンツァ加入に近づいているようだ。29日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』などイタリアの複数メディアが伝えている。

 現在37歳のナバスは母国の名門デポルティーボ・サプリサの下部組織出身で、2005年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はアルバセテ、レバンテでのプレーを経て、2014年夏にレアル・マドリードに加入。約5年間の在籍期間で公式戦通算162試合に出場し、数々のタイトル獲得に大きく貢献したものの、ベルギー代表GKティボー・クルトワ加入後は出場機会が激減。2019年9月にPSGに新天地を求めた。

 PSGでも正GKを務めたものの、2021年夏のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ加入後は徐々に出場機会を減らし、2023年1月にはノッティンガム・フォレストへレンタル移籍。2022-23シーズン終了後にPSGへ復帰したものの、昨シーズンは公式戦6試合の出場に留まり、今年6月末の契約満了に伴い同クラブを退団していた。

 現在は無所属となっているナバスだが、37歳にして自身初のセリエA移籍が決定的となったようだ。報道によると、モンツァがフリーエージェントでのナバス獲得に迫っているとのこと。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、同選手が近日中にメディカルチェックを受ける予定だと伝えている。

 なお、今夏にはかつてレアル・マドリードでナバスと共闘した元フランス代表DFラファエル・ヴァランがフリーエージェントでコモに加入。両選手は対戦相手としてイタリアの地で再会することとなりそうだ。

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