C大阪FW渡邉りょう、磐田への期限付き移籍が決定「しっかり闘ってきます」

セレッソ大阪

 セレッソ大阪に所属するFW渡邉りょうが、ジュビロ磐田に期限付き移籍することが決定した。29日、両クラブが発表している。

 なお、移籍期間は2025年1月31日までとなり、同選手はC大阪と対戦する公式戦には出場できない。また、磐田での背番号は「55」に決まった。

 現在27歳の渡邉は高輪高等学校、産業能率大学を経て、2019年にアスルクラロ沼津に加入した。2022年7月に藤枝MYFCに完全移籍となると、2023年7月からC大阪でプレーしている。今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで7試合出場、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で2試合出場2得点を記録していた。

 期限付き移籍が決定した渡邉はC大阪のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、ジュビロ磐田への期限付き移籍を決めました。移籍を決めてから何をどう伝えようか、すごく迷い考えました。結局何を考えていても感謝の想いしかなく、それをきちんと自分の言葉で皆様に伝えたいと思いました。どんなに苦しいときでも熱い応援で僕達の背中を後押しして共に闘ってくれたサポーターの皆様、愛のある厳しいご意見を頂いたサポーターの皆様、そしてセレッソ大阪を通じて出会う事ができた全ての人に感謝しています。本当にありがとうございました」

「そして試合に出られない中でもユニフォームやグッズを購入して応援していただいた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の無力さと不甲斐なさを痛感しています。チャンスをモノに出来なければ出場機会を失いチーム内で自分の立ち位置を確立する事ができないのは当たり前の事で、こうなってしまったのは誰のせいでもなく全ては自分の力不足です」

「J1という大きな舞台に自分を導いてくれた森島社長、小菊監督、梶野強化部長をはじめセレッソの関係者の方々にも本当に感謝しかありません。最後になりますが30周年となる節目の年がセレッソ大阪にとってそしてファン・サポーターの皆様にとって残りの時間が良い時間になる事、またセレッソ大阪の選手として皆様の素晴らしい最高の応援を背にヨドコウ桜スタジアムに再び立つ日が来ることを心より願っております。皆さんに頂いたこの恩をこのチームで返せるように、しっかり闘ってきます。1年間本当にお世話になりました! ありがとうございました!」

 そして、加入する磐田のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「この度、セレッソ大阪から期限付き移籍で加入する事になりました渡邉りょうです。なかなか試合に出れていない自分を戦力として必要としてくれた藤田SD、横内監督をはじめとするジュビロ関係者の方々に、本当に感謝しています。ジュビロ磐田の一員として、サンコウチョウのシルエットが込められたエンブレムを纏ったユニフォームに袖を通す以上は、このチームの為に自分の全てを出しきります。自分にとって、ジュビロ磐田にとって、この選択が間違いじゃなかったことを、ピッチの上でそしてチームの結果で証明してみせます。よろしくお願いいたします!」

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