オーバメヤンがサウジ移籍へ?…ナチョ加入のアル・カーディシーヤと2年契約で合意か

ピエール・エメリク・オーバメヤン

 マルセイユに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンにサウジアラビア移籍の可能性が浮上しているようだ。15日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 現在35歳のオーバメヤンはサンテティエンヌやドルトムント、アーセナル、バルセロナ、チェルシーなどで活躍した後、昨年夏にマルセイユにフリートランスファーで加入し、約10年ぶりのリーグ・アン復帰を果たした。迎えた2023-24シーズンはリーグ戦34試合の出場で17ゴール8アシストをマークしたほか、ベスト4進出を果たしたヨーロッパリーグ(EL)では10ゴールを挙げて得点王に。衰え知らずの決定力でチームを牽引した。

 マルセイユとの現行契約を2026年6月末まで残すオーバメヤンだが、今夏のサウジアラビア移籍の可能性が高まっている模様。報道によると、2023-24シーズンのサウジ・ファーストディヴィジョンリーグ(2部)を制覇し、サウジ・プロフェッショナルリーグ(1部)復帰を決めたアル・カーディシーヤが同選手との交渉を進めているとのこと。マルセイユは慰留に努めているものの、選手本人は2026年6月末までの2年契約で加入することを決断したようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もオーバメヤンとアル・カーディシーヤが2年契約締結で合意に達したと指摘。給与条件などについても既に合意が成立しており、現在はマルセイユからの最終承認を待っている段階のようだ。

 なお、アル・カーディシーヤは先月27日、レアル・マドリードを契約満了で退団したスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの完全移籍加入を正式発表。トップリーグ復帰初年度となる2024-25シーズンに向けて戦力強化を進めている。

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