磐田MF鹿沼直生、徳島への完全移籍が決定「ここで感じた喜びや悔しさを糧に…」

　ジュビロ磐田に所属するMF鹿沼直生が、徳島ヴォルティスへ完全移籍することが決定した。15日、両クラブが発表している。なお、徳島での背番号は「28」に決まった。

　現在26歳の鹿沼は静岡学園高校、専修大学を経て、2020年にSC相模原に加入。そして、2021年に磐田に完全移籍となった。昨季はJ2リーグで32試合出場を果たしたが、今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグで5試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で1試合の出場にとどまっていた。

　完全移籍が決定した鹿沼は磐田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、徳島ヴォルティスに完全移籍することになりました。ジュビロでの3年半は、もがき苦しみ悩んだ期間が長かったような気がします。それでも、J1昇格の瞬間やヤマハスタジアムでゴールを決めたときの歓声は、僕にとって宝物です。ジュビロ磐田のエンブレムと共に闘った3年半は僕の誇りです。ここで感じた喜びや悔しさを糧に、もう一度這い上がり、J1の舞台でジュビロと対戦できるよう頑張ります」

「たくさんの素晴らしいチームメイトやスタッフ、会社の方々と出会い、パートナー企業の皆様やどんなときも熱い応援をしてくれるファン・サポーターの皆様に支えられて、プレーできた時間は幸せでした。ありがとうございました。また会いましょう」

　そして、加入する徳島のクラブ公式サイトでは以下のようにコメントしている。

「はじめまして。ジュビロ磐田から加入しました鹿沼直生です。チームと共に成長し、勝利のために全力を尽くします。共に闘いましょう。よろしくお願いします！」