買取OPは行使されずも…トッテナム、FWヴェルナーのレンタル延長を発表

ヴェルナー

 トッテナムは28日、ライプツィヒからレンタル移籍で加入していたドイツ代表FWティモ・ヴェルナーのレンタル移籍期間の延長を発表した。

 発表によると、レンタル移籍期間は2025年6月30日までで買い取りオプションも付随。なお、買い取り金額は明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、850万ポンド(約17億円)に設定されているという。

 現在28歳のヴェルナーは2016年夏にシュトゥットガルトからライプツィヒに移籍後、2020年夏に移籍金5300万ユーロ(約90億円)でチェルシーに加入した。在籍2シーズンで公式戦89試合出場で23ゴール21アシストを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)やFIFAクラブワールドカップなどのタイトル獲得に貢献したものの、絶対的なレギュラーとして起用はされず。2022年8月に古巣ライプツィヒに2500万ポンド(約50億円)で復帰を果たした。

 2022-23シーズンは公式戦40試合出場で16ゴール6アシストを記録したヴェルナーだったが、2023-24シーズンはブンデスリーガで先発出場はわずか2試合となるなど、公式戦14試合出場で2ゴールを記録するにとどまっていたことから、今年1月にトッテナムにレンタル移籍で加入した。

 チーム事情もあり、加入直後から出場機会を得ると、公式戦14試合出場で2ゴール3アシストを記録したが、ハムストリングの負傷により、シーズン最後の5試合を欠場した。契約には1500万ポンド(約30億円)の買い取りオプションが付随しており、トッテナムがこれを行使するかには注目が集まっていたが、最終的にはレンタル移籍期間を延長して、来シーズンも同クラブでのプレーを続けることに決まった。

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